【今日のコツ】
生きづらさの源と向き合うことで、
迷いや葛藤、問題が消えていく。



これまで数千人の経営者の
相談にのってきた師が言いました。


職場の人間関係や家庭、人生の問題はもちろん、
経営の問題でさえ、本質まで掘り下げると、
原因はほぼ１００％両親への葛藤にいきつく。

両親への葛藤があったかどうかは、
今の両親との関係性を見れば分かる。

問題の本質と向き合いそれが解消されると、
起きていた問題や葛藤もすべて消えていく。


と教えてくださいました。

最初、僕はその話に半信半疑でしたが、

９年前から師のもとで学んでいく中で、

自分の気持ちの奥底に、
幼い自分の目線から見た父や母への想いや、

子ども時代の願いなどが幾重にも複雑に絡み合い、
問題の原因となる葛藤を生み出していました。


それまで、

自分を犠牲にして頑張ってしまうのはなぜか？
人の目を気にして良い子になろうとするのはなぜか？
自分には価値がないと思ってしまうのはなぜか？
良い結果が出ても心底から満たされないのはなぜか？
人に甘える事ができずいいかっこするのはなぜか？
自分の本音を隠し相手に合わせてしまうのはなぜか？
自分の本当の気持ちがよく分からないのはなぜか？
定期的に虚無感が訪れ、燃え尽きてしまうのはなぜか？


など、自分は何によって苦しんで
いるのかさえよく分からないまま、

なんとかしようと心が明るくなる本を読んだり、
心についての知識や考え方、手法を学びました。

それでもうまくいかないと、他に夢中になれる
事や人を見つけて気持ち紛らわせていましたが、

自分の生きづらさが、どこから生まれているのか、
深層の気持ちまで見直すことはありませんでした。


いや・・・。

今振り返ると、

深層にある自分の本心と向き合うのを
無意識に恐れていたのだと思います。


自分の根底にある葛藤と今の問題は別問題。
と、割り切りたい自分がいて、様々な言い訳を
しました。


真相にある気持ちは大きな問題ではないと、
自分で自分の気持ちに蓋をすることで、

それ以上傷つかにように、落ち込まないように
自分を守っていたのだと思います。


最初に自分と向き合ったのは２７歳のとき。

師と仲間の前で自分の本音をさらけだし、
自分の本心と向き合う事になると、
僕は逃げ出したい衝動に駆られました。

しかし、何に夢中になることもなく、
傷つかない様に人と腹をわり深い関係をさけた中学校時代。
（中学は３年間で３００日以上を休んでいます）

家出をして学校生活から逃げ出した高校時代を思い出し、
同じ事を繰り返したくなく自分と向き合うことを決意しました。


今、自信を持って言えるのは、
自分と向き合って本当によかった・・・

途中、自分と向き合う恐さはあったものの、
その奥底には言葉にできない、当の自分や
人生への安堵感という気持ちがありました。


自分一人では絶対に入っていけなかった、
深層の気持ちに向き合わせてくれた
師や仲間に心から感謝しています。


あなたが向き合う事をさけている
ことがもしあるとしたら何ですか？


自分と向き合いたい人は、自分だけでは
向き合いにくいので、適切な知識と愛が
ある方と一緒に向き合う事をお勧めします。



【今日のコツ】
生きづらさの源と向き合うことで、
迷いや葛藤、問題が消えていく。

 

野澤卓央

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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